思い出

だれだぁ君はぁー

みなさーん

子供の日ってどう?

行くとこ決めた *^____^*

じじばばも行く φ(゜▽゜*)♪

おとぅちゅわーん 下の方から聞きなれた声が ◑﹏◐もしかしてぇー 
お題「わたしの宝物」
口紅でかいたぁ?

むかしむかし、七五三の当日、妻が忙しいので、三歳の末娘を着付け室に迎えに行った。

勝手がわからず娘を探していると下の方から聞き覚えのある声が聞こえた、、、振り向いて目を疑った。

振袖を着てお化粧して頭にリボンを着けた姿のちっちゃな女の子、、、
目が合うと、窮屈そうに顔をしかめた。

間違いなくわが末娘だった。

突然のことで、声もでず自然に笑顔がこぼれ、とりあえず手を引いた。

その後、お参りや写真撮影などで家族で盛り上がった。
末娘にとっては、窮屈な時間だったに違いない。
ほんの一時間程度だったのだろうか、忘れられない幸福な時間を、時折思い出す。

時は過ぎて、それぞれ家庭をもった娘たちの行事もさぞかし盛り上がるだろう。
子供の日が近づき、また、かけがえのない時間が、じじばばにもやってくる。